令和6年度の当組合の業績は次のとおりです。組合員の皆様をはじめ、お客様のご支援にお礼申し上げます。
令和6年度の期末預金残高は、地方公共団体預金の払戻し等があり、1,375億円と前期末比14億円の減少となりました。
役職員一丸となって貸出増強に努めた結果、期中23億円増加し、期末残高は、1,034億円となりました。
預金積金支払利息が前期比52百万円増加したものの、貸出金利息収入は前期比67百万円増加したこと等から、資金利益は前期比15百万円増加しました。またビジネスマッチングや不動産関連の手数料関連の手数料収入等の増収と経費抑制に努めたこと等により「コア業務純益」は前期比45百万円増加の380百万円となりました。当期純利益は償却債権取立益が増加しましたが、貸倒引当金の繰入額の増加等により、前期比47百万円減少の275百万円となりました。その結果、10期連続での配当を実現することができました。
金融機能強化法の活用により、自己資本額は大きく増加しており、令和7年3月末現在の自己資本比率は、12.42%となり、健全性の基準である4%を大幅に上回っており、財務基盤は磐石なものとなっております。
(単位:百万円、%)
令和3年度 | 令和4年度 | 令和5年度 | 令和6年度 | |
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預金積金残高 | 138,521 | 146,951 | 138,993 | 137,515 |
出資金残高 | 8,095 | 8,098 | 8,126 | 8,130 |
貸出金残高 | 96,271 | 98,522 | 101,156 | 103,466 |
有価証券残高 | 21,877 | 18,740 | 14,889 | 12,600 |
資金利益 | 1,659 | 1,678 | 1,677 | 1,692 |
コア業務純益(※) | 248 | 329 | 335 | 380 |
業務純益 | 206 | 328 | 334 | 371 |
当期純利益 | 198 | 273 | 323 | 275 |
自己資本比率(単体) | 12.31 | 12.26 | 12.71 | 12.42 |
※コア業務純益は、有価証券等の売却損益や償却費用、貸出金償却及び個別貸倒引当金繰入額等を除いた損益です。